選択次第でいろんな未来がある

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毎週無料開催している
TERAKOYA
ですが、最近の講義では、

 

“未来はすでに複数のものが存在している”


説を唱えました。

 

つまり、

このまま人生が進んでいけば、
まあこんな感じになるだろうなー
という予測通りの未来もあれば、

 

こんな人生だったらマジ最高だぜ
みたいなシビれる未来もあれば、

 

逆にこんなボロボロの人生最悪だー
みたいな残念な未来も存在していて、

 

そんなすでに存在している
何パターンもの未来が、
現在に向かって同時に降りてきていて

そして、その中のどの未来を選び取るかは
“今の自分次第” という考え方です。

 

たまたま選んだ未来が現実化するけれど、
選ばなかった未来も実は同時に存在していて、
例えて言うなら、日テレもTBSもフジもテレ朝も
同時に放映されているけれど、
実際にテレビに映されるのは選んだ局だけ。

 

だけど、他の番組も映っていないだけで
実は存在している
、みたいな感覚ですね。

 

このブログを読んでくれているあなたも、
それぞれに行っているお仕事があり、
住んでいるお家があり、
選んだパートナーがいらっしゃると思います。

 

きっと、どこかのタイミングで、
今のお仕事に就こうと思っただろうし、
ここに住もうと思ったはずだし、
この人とパートナーになりたいって思ったはずです。

 

でも、もしもそのときに
別の選択肢を選んでいたとしたら、
あなたの人生ってどうなっていたでしょうか?


 

もしかしたら、
性格も外見の印象も、仕事観も恋愛観も、
全く違うものになっていたかもしれません。

 

人は環境に染まっていく生き物なので、
自分のいる業界に縛られていたり、
今のプロジェクトに一点集中していると、
だんだん会う人も固定化していき、
人生を変えるような出会いは
なかなかしづらくなります


 

普段生活をしていくうえで、
よほど意識をしないと、
自分のいる業界の人としか会わなくなったり、
その業界のカラーに染まってしまったりします。


 

例えば、銀行員として活躍しているぼくの友人と、
テレビ業界で活躍しているぼくの友人とでは、
服装の趣向もノリも使う言葉も全然違います。

 

だけど、

銀行員の友人と損保の友人はなんとなく近かったり、
テレビマンの友人と広告業界の友人は、
ノリがかなり近かったりするのです。

 

つまり、それぞれの業界には、
あるいは近しい業界には、
なんとなくのカラーがあって、
そこに長い間所属していると
次第にそのカラーに無意識のうちに近づく
わけです。

 

この「無意識に」というのがポイントで、
たまたま自分が仕事先に選んだ業界に、
自分のアイデンティティーが固定されていく
のです。

 

でも、そう考えると、
もし仮に違う業界にいっていたら、
今とは違うノリになっている可能性が
極めて高いですよね?

 

ぼくもWeb系の業界にいますが、
スーツを日常的に着ることはほとんどなく、
年齢的な上下関係も他業界と比べてかなり緩いです。

 

だけど、もし会社員をやめずに
新卒の会社に今でも居続けていたら、
毎日バシッとスーツを着こなし、
カチッとした雰囲気を持っていて、
今よりも若干見た目も老けていると思います。

 

あなたも想像して欲しいのですが、
もし今とは別の業界で働いていたら、
今あなたはどんな生活をしているでしょうか?


 

勤務時間、よく会う人、
ライフスタイル、身についたスキルは、
おそらく違うでしょうし、
もしかしたら今の恋人や奥さん旦那さんとも
出会っていなかったかもしれません。

 

そして、そういった未来も十分にあり得たはずです。

 

そう考えると、結構面白いですよね。

 

ぼくはこの「別の可能性」というのを
意識し始めた出来事
があってから、
それをきっかけに、今の業界に囚われず、
様々な人と出会うようになりました


 

それは去年参加した、
謎の海外セミナーだったのですが、

 

先生から、

「おれのセミナーを受けるんだったら、
歴史に名を刻まないとダメだよ」
ウインク

 

と言われたんです。

 

そのとき、
なんだか衝撃が走ったんですよね。

 

“え、おれが刻んでいいの?”

って。

 

“でも、もし仮に本当に刻んでいいとしたら・・”

って自分に許可してみたときに、

 

“今いる業界の垣根を超えて、
もっと大きな影響を与える人間になりたい”


って思ったんですよね。

 

その結果、視野が変わり、
出会うべき人も変わり、
やるべきことも変わり、
行動や発信もガラッと変わったのです。

 

ビジネスだけでなく、
モデルや映画俳優や格闘技をやってみたのも、
その後のことでした。

 

おそらく、

先程の “歴史に名をマジで刻む”
という感覚
が芽生えなければ、
視野を広げることもなく、
こういった幅広い選択肢というのは、
おそらく出てこなかったと思います。

 

あなたに参考にして欲しいのは、

人生の選択肢は「今の自分」だけではなくて、
一瞬一瞬の自分の選択でいろんな未来が待っている、


ということです。

 

今の自分というのは、
たくさんあり得た自分の人生の中の
一つの選択肢に過ぎないわけで、
そのときそのとき選択次第で、
人生というのは全然違ったものになるということです。

 

つまり、

複数の未来があるなかで、
今どんな選択をするのかで、
人生はおもしろいくらいに変化する
のです。

 

この、

“選択次第でいろんな未来がある”

という感覚を、
ぜひ知って欲しいなと思います。