理想をイメージして得られること

昨日、仕事のパートナーさんと

湯河原の温泉地に行って

 

ゆーっくり、男3人で過ごす中で

自身の過去について考えていたのですが、

 

それにしても、
去年のぼくは様々なことに挑戦したなと。

 

モデルをやったり、
海外で講演をしたり、
K-1のデビュー戦があったり、
俳優として映画に挑戦したり。

そして今は、執筆にチャレンジしています。

（今年出版する予定です。）

 

一見、ジャンルの違うものに挑んでいくのは、
難しい印象を持たれがちなのですが、
ぼくがこれらのことをやっていくうえで、
常に一貫していたことをあなたにシェアしようと思います。

 

それは、とにかく、

 

“理想をイメージすること”

 

これに尽きます。

 

モデルとしてランウェイを歩く時は、
誰のようなイメージで歩くのか。

 

講演家として話す時は、
誰のようなイメージで話すのか。

 

K-1ファイターとして戦う時は、
誰をイメージして試合に臨むのか。

 

俳優として演技をする時は、
誰をイメージして演じるのか。

 

これが非常に大事です。

 

はっきり言って、
ぼくなんか本当にたかが知れてるんですよ。

 

ぼくよりも遥かにレベルの高い人、
遥かに経験・実績がある人、
そして、憧れを感じる人。

 

こういった人をまずは見つけて、
それを徹底的に研究するのです。

 

そして、その姿にあなたを近づけていくのです。

 

これが、理想をイメージするということです。

 

例えばK-1をやったときは、
与えられた練習期間がわずか2ヶ月、
相手はすでに何試合も経験しているという、
下馬評では不利と見られる状況でした。

 

実際、何も理想をイメージせずに、
ぼくというセルフイメージのまま
なんとなく練習に臨んでいたら、
おそらくそこまで伸びなかったと思います。

 

だけど、自分の目指す理想の戦い方をする
格闘家の試合をYouTubeで全試合、
しかも繰り返し繰り返し見てイメージをし、
そのイメージを元に練習に取り組むことで、
驚異的に上手くなっていった感覚があるのです。

 

ぼくの場合は、2度世界王者に輝いた、
魔裟斗さんが実力、雰囲気、かっこよさなど、
パーフェクトに理想だったので、
彼の試合を試合内容を暗記するレベルまで見まくって、
技を出すタイミングや体の動き、構え方など、
徹底的に分析し真似をしました。

 

（画像は魔裟斗選手のライバルと

言われている小比類巻選手との写真です。）

 

※K-1の試合に向けた追い込みの際は

小比類巻さんにもたくさんのアドバイスをいただきました！

 

そこで大事なのは、いざ練習をするときに、
単純にまねするのではなく、自分の中で、

 

“完全になりきること。もはや憑依すること”

 

ですね。

 

なりきる。これが本当に大事で。

 

「魔裟斗さんだったらこんなんで根をあげるか？」
「魔裟斗さんだったら次はどんな技を出す？」

 

など、

 

判断の基準を自分ではなく、
理想の人にシフトすることで、
基準自体が引き上がってしまうのです。

 

そうすることで、練習の質は格段に向上しました。

 

これに加え、朝仕事前にジムに行き、
仕事終わりにジムに行き、
休憩時間にトレーにニングをし、
といったストイックな2ヶ月を過ごしたことで、
下馬評をひっくり返し、
デビュー戦で勝利をすることができたのです。

 

繰り返しになりますが、
大事なのは、基準が勝手に引きあがる、
理想の人物を自分の中に設定することです。

 

これさえ知っていれば、あとはそれを応用するだけ。

 

格闘技だろうが、講演だろうが、
ビジネスだろうが演技だろうが、
すべてを横展開することができるのです。

 

例えば、演技であれば、
医者役だったので、
コウノドリの綾野剛さん。

 

モデルだったら、
本当はモデルではないかもしれないけど、
立ち振る舞いとして小栗旬さん。

 

とか、

 

そうやって自分の中での理想を、
それぞれ決めていくのです。

 

ぼくはそれが結構ハマって、
そのおかげでいろんな分野での活動を
そつなくこなすことができたのだと思います。

 

なので、あなたもまずは
理想の人をイメージすることです。

 

ライティングなら、
自分の心が動いた文章を書いた人の
文体を研究してみる。

 

生き様なら自分の憧れるような
ライフスタイルを送っている人を
徹底的に分析してみる。

 

ファッションなら、
かっこいいと思った人の
Facebookを研究し真似してみる。

 

まずはそれがファーストステップです。