共感力をとんでもないレベルまで伸ばす習慣

ぼくは常日頃から、
ライティング＝共感力だということを
声を大にして叫んでいます。

どれだけ相手視点を心がけるかで、
あなたの書く文章は全く印象の違うものになるのです。

なので今日は、
どうしたらより相手視点になれるのか、
それを日常レベルで意識できるような内容を
あなたにお伝えしようと思います。
 
今日からすぐにできる心がけですので、
読み終えたらすぐにでも実践するといいと思います。
 
 
先日若手チームメンバーと
一緒にご飯に行きました。
 
彼は期待の星で、
ぼくの価値観や考え方をバシバシ
吸収して欲しいなと思っているのですが、
お会計が近づいてきたときに、
 
「うわー、、マジすか。さすがすぎるなー」
 
という嘆きにも近いような言葉を吐露したのです。
 
どんなシチュエーションだったのかを、
ここであなたにも共有しておきますと、
とある男性店員さんが、

「食後にサービスでアイスをご用意しているので、
お持ちしましょうか」

と言ってくれたんですね。
 
そこで、3人ともお腹いっぱいだったので、
いえ、持ってこなくて大丈夫です、と言ったのです。
 
ところが、
そのあと別の女性店員さんが、
 
「こちら、サービスのアイスでございます」
 
とぼくらにアイスを持ってきたわけです。

さて、この状況で、
もしあなたならこの女性店員さんに
何と言いますか？

ちょっとこのシチュエーションを想像して、
あなたなら何と言うかを考えてみてください^^
 
・・・
 
イメージできました？
 
まず、若手メンバーが発言しようとしたのは、
 
「いや、いらないって言ったんですけど・・」
 
です。
 
けど、気持ちはわかりますよね。
だって、いらないって言ったんだから。
 
ただ、それとほぼ同じタイミングで
ぼくも受け答えをしたので、
彼は「いや、、」くらいで止めたわけなのですが、
彼はこのぼくの発言を受けて、
先ほどの驚嘆めいた吐露をしたわけです。
 
ぼくの発言はいたってシンプルで、
 
「ありがとう！」
 
でした。

あなたがここまでを読んで、
 
「え、当たり前だよね。
おれもありがとうって言うわそこは」
 
と感じたのなら、
あなたは共感能力がすでに高い水準にあります。

逆に、若手の彼と同じで、
クレーム気味に言おうとしたのなら、
まだまだ共感力を高める伸びしろがありますね

ぼくがありがとうと言った理由は、
極めて単純で、

そもそもいらないことには変わりはないので、
ありがとうと言って食べなければいい話だなと、
無意識に思ったということですね。

結果は同じ「食べない」なのだから、
「ありがとう」と言って受け取れば、
それで何もかもが丸く収まりますよね。

誰も凹まさずに。

それをあえて、
「いや、いらないって言ったし」と言うと、
少なくとも事情を知らずにアイスを持ってきた
女性店員は凹んでしまうわけです。
 
いや、もちろん間違えたお店側が悪いのだけど、
別にあえて凹ます必要はないですよね。

待てよ、女性だったから優しくしたのかな。。
いやいや、男性でも同じ対応をしていたはず笑

それはいいとして、このエピソードから
何をお伝えしたいのかというと、
あなたが何かを発言するときは、

“この一言を言うことで、相手はどう思うだろうか？”

を瞬時に問うてみることです。

その発言で相手を傷つけてしまったり、
不快な思いにさせてしまったり、
ネガティブな感情にさせてしまったりしないかな、
というのを考える癖をつけるのです。

言われてみたら当たり前かもしれないけれど、
これって実はぼくたちが感情的になっているとき、
余裕がないとき、追い込まれてるときなどは、
結構難しいんですよ。

余裕があるときだけでなく、
どんな心理状態のときでも、
自分の発言による相手の気持ちを考える。

この意識を常に癖付けていれば、
パートナーとの喧嘩は劇的に減るし、
LINEの返信レベルで言葉が変わってくるのです。

もちろん、強く言うべきときというのもあるので、
そのときはしっかり言わなければならないと思いますが、
必要以上に傷つける必要がないときのが多いし、
何より今よりもっと優しくなれるはずです

ぜひ、このシンプルですが大事な意識を、
今日から心がけてください。

もし1ヶ月続けられれば、
あなたのコミュニケーションは驚くほど変わり、
さらに、あなたのライティングスキルは
とんでもないレベルでの向上を遂げることでしょう