チャンスの感度を高める方法
あなたは、
「人生って不公平だなー」
と感じたことはありますか?
例えば、
・容姿
・才能
・環境
など。
ぼくは小学校6年生のときに、
いい感じで太っていたんですね。
いい感じというのはどんな感じかというと、
年に1回行われる少年相撲大会で
横綱土俵入りを任命されたくらいです。
でもそれはいいとして、
小学生の頃って、
太ってるとモテないんですよね。
だから、痩せてて足の速い奴が
とても羨ましかったです。
少しでも痩せて見せようと、
体育の着替えの時は、
いつもお腹を凹ませていました。
たぶんバレてました。
人生って本当に不公平だなーと
思いましたよね。
なんで太ってるんだろうって、
いつも嘆いていました。
いや、たくさん食べたからなんだけど。
そんな感じで(どんな感じで?)、
人生って不公平だなって思った経験って、
あなたにも一度はあるのではないでしょうか?
だけど世の中には、ぼくらと同じように
自分では選べない環境下で育ったとしても、
そこから自らの力で自由を勝ち取る人も存在します。
つまり、必ずしも先天的な
アドバンテージがなかったとしても、
後天的な努力で思い通りの人生を
手に入れる人もいるということなのです。
貧乏な家庭で育ったとしても、
今では値札を見ずに買い物ができる人。
大学まで進学できなくても、
ビジネスで上手くいって財を成す人。
幼き頃にデブだブスだと罵られても、
努力と探究心で美貌を手に入れ、
幸せな結婚を果たした人。
こういった人が実際にいることも、
厳然たる事実なわけです。
ということは考え方を変えると、
人生というのは、
“不公平かもしれないけれど、
だけど十分に逆転も可能な場”
だとも言えるかもしれません。
もちろん、これはあなたにも当てはまります。
もしあなたが、
人生って不公平だなーと感じていたとしても、
そこからの逆転は不可能だなんて、
一体誰にそんなことを決める権利などあるのでしょう。
人生というのは、
誰でも叶えたい未来を生み出すことが可能
なのです。
そしてぼくの経験上、
ここにはポイントがあるのです。
それは、
“チャンスの感度”
を高めることです。
これを知り、ひたすら実践していくことで
あなたの人生は大逆転する可能性を秘めているのです。
今日はその辺りの秘訣をお伝えしますので、
最後まで楽しみながら読んでいってくださいね^^
先日、友人でもある経営者の方から
とある話を聞いたのですが、
それがぼくにとってあまりにも衝撃的でした。
というか、怒りさえ覚えましたね。
「なぜだ!なぜそんなにチャンスの感度が低いんだ!」
と。
その友人の経営者が言うには、
彼に1通のメールが届いたそうなんです。
「○○さん、こんにちは。
実は友達から○○さんの考え方や生き様が
すごく参考になるよと言われまして。
今度お互いの都合が合えばお茶でもいかがですか?」
いやいやいやいやいやいやいや
いやいやいやいやいやいやいやいやいや。
ダメだから。
もうこの時点で突っ込みどころが
ありまくってひっくり返るわ。
、まずお前は誰だ
、事前にどんな人なのか徹底的に調べろ
、なぜお前の都合に合わせなきゃいけない
情報を聞いてすぐに
メールを送るその心意気や良し。
でも、これじゃあまりにもセンスがない。
だけど、友人は本当に優しかった。
「メールありがとうございます。
実は毎月1回、無料のイベントを開催してます。
このイベントがぼくの考え方や生き様が
一番反映されている場なので、
ぜひ遊びに来てください^^ 」
恐ろしいほどに自分視点な
連絡だったにもかかわらず、
彼は実際に会える機会を提示したのです。
もうこんなにアタックしやすい
トスがあるかってくらい、
チャンスボールが上がったわけです。
そんな中、翌日にこんな返信が届いたそうです。
「イベントはいつですか?
平日は飲食店での仕事があるので、
午前中であれば参加可能です」
おいおいおいおいおいおいおいおいおい。
ダメでしょーよ。
何でそうなるかね。
何で会いたいって言ってる方が
自分の都合を押し付けるんだ。
もうぼくだったら無視ですよね。
だけど、友人は本当に本当に優しかった。
器があまりにも大きくて、
超絶リスペクトだぜという感じなのですが、
こんなふうに返信したようです。
「イベントは残念ながら平日のお昼過ぎです。
毎回カフェを貸し切って行うのですが、
いつも準備で朝からいますので、
もし午前中しか来れないというのでしたら、
その時間を使ってお話しましょう^^ 」
か、かっこよすぎるぜおい。
ここまで献身的にチャンスを与えるなんて、
同じ経営者として感銘を受けたわけです。
もうここまでお膳立てを整えてもらったのなら、
手土産のひとつやふたつやみっつくらい持って、
スーツでも着こなして会いに行くでしょう!
そして返ってきた返信はこちら。
「なるほどです。
ちなみに土日はやってないんですか?」
いかがだったでしょうか?
こんなにことごとくチャンスを潰す人も
あるいは珍しいのかもしれませんが、
もしあなただったら、
自分より遥かにステージの高い方に
会えるチャンスがあったら、
どんな覚悟を持って臨みますか?
ぼくの場合はまず、
そういう格上の方に会う場合は、
いきなり2人で会う時間をいただけるとは、
前提として思わないようにしています。
なぜなら、
“向こうにぼくと会うメリットがないから”
なので例えばですが、
その方の情報を徹底的に調べ上げて、
会えるチャンスはないかを探ります。
何か講座をやっていないか
出版イベントなどないか
セミナーを開催していないか
など。
そして、
一番前に陣取ったり、
誰よりも熱心に聞いているアピールをしたりなど、
必ず印象に残るための努力をします。
また、講座などを行っていたら、
その講座で全力で結果を出して実績を報告します。
さらには、
「この実績を○○さんの実績としてバンバン使ってください」
「どうやって結果を出していったかなど、
よかったら他の生徒さんにも役に立つように、
レポートにまとめましょうか?」
「○○さんのおかげで本当に人生が変わりました、
よかったらお礼にご飯をご馳走させてください!」
など、
“どうやったらその人のメリットになるか”
“どうやったらその人が喜んでくれるのか”
を一生懸命考えます。
そして、もし本当に会えるようになったら、
その方が指定してくださった日程が、
仮に予定が入っていたとしても、
会社をクビになろうが、友人に嫌われようが、
何があっても無理くり空けます。
これがチャンスの感度です。
「あー、そんなの当たり前だよね」
と感じた方は、
チャンスの感度高めです^^
「えーそこまでやるのー!!」
と感じた方は、
まだチャンスの感度を高める
伸びしろがあるということです。
人生を劇的に変えるほどのチャンスというのは
そうゴロゴロ転がっているものではありません。
その数少ないチャンスを生かすも殺すも、
今日お話したチャンスの感度次第です。
これからあなたが、
このチャンスの感度を高めていけば、
今後訪れるチャンスをことごとく生かすことができ、
あれよあれよといううちに
人生が跳ね上がっていくことでしょう。
不公平な人生を、
後天的な力で切り拓くための切り札、
「チャンスの感度」
これをぜひ、
高めていって欲しいなと思います^^