自分の思いは話さなくとも伝わる
昨年、香港に出張で行った際の話です。
※写真はギラついてた頃の1年前のぼくです。笑
※写真はギラついてた頃の1年前のぼくです。笑
ただでさえこっちが伝えるのが大変なのに、
同時に相手の言葉を聞き取るのもまた大変なのです。
同時に相手の言葉を聞き取るのもまた大変なのです。
なので、五感をフル活用して、
相手に集中せざるを得ないのです。
でも、リアクションを大袈裟にしたり、
わかったときは笑顔、
わからないときはごめんみたいな顔、
的な、表情を意図して意識すると、
結構コミュニケーションって取れるもんなんですよね。
そう考えると、日本人と接するときって、
同じ言語を使えていることをいいことに、
表情も乏しかったり、リアクションも薄かったり、
結構あぐらかいてたなーって思うんですよね。
いや、いつも一緒にいる仲間に対して、
超絶オーバーリアクションとかしたら
さすがにウザいですよ?笑
だけど、言いたいことは、
「もっとわかろうとする姿勢が
足りてなかったんじゃないか」
ってことなんです。
関係性が近ければ近いほど、
なぜか安心しちゃって、
知らず知らずのうちに
コミュニケーションに手を抜いちゃうって、
実は結構あるんじゃないかなって思うんです。
例えばよく聞く、
夫婦間の愛が冷え切っちゃうみたいなのも、
お互いをもっと理解しようとせず、
理解していると思い込んでいたり、
あるいは自分のことばかり主張して、
相手の言い分を聞く姿勢がなくなってしまったり、
そういう思いやりの欠如が悲劇を呼ぶ気がするんです。
これはもちろんぼくにもあって、
会社の仲間や家族に対して、
安心感からか、この、
“よりわかろうとする姿勢”
を忘れてしまう傾向があるなって思います。
おそらく、あなたも完璧には
できていないことかと思うので、
お互いに意識して、日常生活で
より素晴らしいコミュニケーションを
取っていきましょう。
そして、この、
「相手をもっと理解したい」
「相手のことをもっと知りたい」
という気持ちや姿勢が伝わると、
不思議なことに相手も
心を開いてくれやすくなるものです。
だから、まずはあなたから積極的に
心を開いていきましょう
自分から空気を変えることができる存在になりましょう。
例えば、
小学校のクラス替えの直後とか、
セミナーに行った時のグループとか、
知らない人同士が集まる瞬間ってありますよね。
あの空気感って、
結構気まずさを感じたことありませんか?
全然感じたことない人は、相当コミュ力が高い人か、
「え、人見知りって何?」みたいな
強靭なメンタルの持ち主くらいじゃないかな。笑
大概の人は共感してくれるかと思います。
で、あの初めての空気感がなぜ気まずいかというと、
みんな自分のことを知ってもらえてないという
ある種の「疎外感」からきているんですね。
だけど、徐々にメンバーのことを知っていって、
打ち解け出すと、気まずさってなくなってきますよね。
この “知っていく過程” というのが大事で、
人が心を開くのは、
見た目のイメージとか、
固苦しい自己紹介の時に言う肩書きではなく、
その人の人間性がわかったりとか、
共感できるところがあったりするから、
なんですよね。
だからこそ、あなたからどんどん
相手に共感できるところを見つけていって、
共感できるところをシェアしたりして、
相手のことをたくさん知りたいという
姿勢を出していって欲しいんですよね。
そして、
その人にとっての「居場所」を作ってあげて、
疎外感を取り除いてあげて欲しいのです。
社会は人との関わりを避けては通れません。
だからこそ、あなたが積極的に
居場所を作ってあげる人間になることは、
社会にとって大きな貢献なのです。
その積み重ねが、あなたの人格を作り、
器を広げ、仲間を増やし、ステージを上げ、
結果的に人生がよりよくなっていくのです。